<h2>/etc/hostsについて</h2>
<p>/etc/hosts/とは、自分のPCでIPアドレスと名前(ホスト名)を紐づける処理を書き込むためのファイル。<br>
ファイルの確認</p>
<pre><code>cat /etc/hosts
</code></pre>
<pre><code>     ↓
</code></pre>
<pre><code>...
122.33.22.11   www.abcd.com
...
</code></pre>
<p>基本的にDNSサーバがIPアドレスとドメインの名前解決(ホスト名をIPアドレスに変換すること)をになっているが、DNSサーバを構築するほどでもない環境下では、/etc/hostsに書き込む方法を行う。</p>
<p>サーバにアクセスできるか確認するコマンド</p>
<pre><code>ping ドメイン名
</code></pre>
<p>もしcommand not foundと出たら以下を行う。</p>
<pre><code>/sbin/ping ドメイン名
</code></pre>
<p>アクセスの確認ができない場合↓</p>
<pre><code>ping user.test.domain
ping: cannot resolve user.test.domain: Unknown host
</code></pre>
<p>/etc/hostsを編集してIPアドレスとドメインの登録を行う。</p>
<pre><code>sudo vi /etc/hosts
</code></pre>
<h2>サーバに公開鍵認証でアクセスする</h2>
<p>事前にalibaba cloudの登録を行い、インスタンスを作成してサーバが立ち上げておく。</p>
<h3>公開鍵認証でサーバアクセスするための処理</h3>
<p>sshキーの確認を行うため、ホームディレクトリに移動し、SSHの設定ファイルが格納されている.sshディレクトリに移動する。</p>
<pre><code>cd
cd .ssh
</code></pre>
<p>（id_rsaファイル(公開鍵)があるか確認<br>
ない場合）<br>
alibaba cloudでサーバを作成したときに、公開鍵はサーバに設置された状態になっているので、インスタンス作成の中の、「キーペアの作成」の際にダウンロードした.pemファイル（秘密鍵）を ~/.ssh/配下にコピーする。</p>
<pre><code>cp ~/Downloads/something.pem ~/.ssh/
cd .ssh
ls -al
</code></pre>
<pre><code>     ↓
</code></pre>
<pre><code>...
-rw-r--r--@  1 username  staff  1704  3 12 15:37 something.pem
...
</code></pre>
<h3>パーミッションの変更</h3>
<pre><code>++-rw-r--r--@++  1 所有者の名前  グループ名  1704  3 12 15:37 something.pem
</code></pre>
<p>&lt;パーミッションの種類&gt;<br>
記号、数値、　　権限<br>
・ r、　 4、　　 Read<br>
・ w、　2、　　 Write<br>
・ x、 　1、 　　Execute<br>
・ - 、　0、 　　No Permission</p>
<p>① -  ② rw-  ③ ---  ④ ---<br>
↓<br>
①ファイルタイプ(-: ファイル、d: ディレクトリ)<br>
②所有者のユーザ<br>
③グループに所属しているユーザ<br>
④その他のユーザ</p>
<p>アクセス権は数値で表現される。</p>
<p>&lt;アクセス権&gt;<br>
所有者のユーザ｜グループに所属しているユーザ｜その他のユーザ<br>
　　rw-、　　　　　　　　r--、　　　　　　　　　　r--<br>
　4+2+0=6、　　　　　4+0+0=4、　　　　　　　4+0+0=4</p>
<p>この場合、権限は644と表示され、something.pemファイルに対して、「所有者のユーザ」がRead、Write、「グループに所属しいるユーザ」がRead、「その他のユーザ」がRead権限を持つという意味になる。</p>
<pre><code>chmod 600 something.pem
</code></pre>
<p>上記コマンドを行い、自分だけがRead、Write権限を持つように変更する。</p>
<p>秘密鍵（something.pem）を使ってサーバにアクセスする。</p>
<pre><code>ssh -i ~/.ssh/something.pem root@200.34.44.33
</code></pre>
<p>＊ ユーザ名@IPアドレス<br>
接続していいか効かれたときはyesで続ける。</p>
<h3>サーバ内にユーザを作る</h3>
<p>先ほど作成したのとは別に、自分で公開鍵を作成してユーザ登録する。<br>
サーバに入った状態で以下コマンドを実行</p>
<pre><code>adduser username
</code></pre>
<p>パスワードを設定<br>
そのほかenterで続ける。<br>
作成されたユーザ名を確認する。</p>
<pre><code>ls /home/
</code></pre>
<p>今作成したユーザにはsudo権限（管理者権限）がついていないので付与する。</p>
<pre><code>gpasswd -a username　sudo
</code></pre>
<p>rootユーザは草土を打たなくても全ての権限を持ち、なんでもできるため、このユーザで操作を行うことは危険。<br>
一般的には、リスクを回避するために実行ユーザを作ってそこから操作をおこなう。</p>
<p>作成したユーザにアクセスする。</p>
<pre><code>su - username
</code></pre>
<p>実行ユーザからrootユーザに切り替えるときは下記を実行する。</p>
<pre><code>sudo su - root
</code></pre>
<h4>ホスト名を変更する</h4>
<p>ターミナル左下に、接続しているサーバが下記のように表示されている。</p>
<pre><code>username@Udafaij1ker4kkoD55fF
→ユーザ名@IPアドレス(ホスト名)
</code></pre>
<p>ホスト名が長く、自分がどのサーバに繋いでいるのかわかりにくいので変更していく。<br>
その理由として、例えば、３台サーバを使っているとしたとき、ホスト名がランダムの文字だったらどのサーバに接続しているかわからないといった混乱を生んでしまうため。</p>
<pre><code>hostnamectl set-hostname ubuntu
</code></pre>
<p>再ログインを行う。</p>
<pre><code>exec -l $SHELL
</code></pre>
<p>下記のように表示が変わっていることを確認する。</p>
<pre><code>username@++ubuntu++
</code></pre>
<p>サーバの接続を切る。</p>
<pre><code>exit
</code></pre>
<p>上記コマンドを2回行う。(1回目でルートユーザに戻り、2回目でサーバ接続が切れる。)</p>
<h2>ローカルにSSHキーペアを作ってみる</h2>
<p>ローカルに戻り、秘密鍵、公開鍵のキーペアを作成する。</p>
<pre><code>cd .ssh
ssh-keygen
</code></pre>
<p>パスフレーズの入力を求められるが今回は何も設定せず、続ける。<br>
設定するとセキュアになるが、この公開鍵を使うときはいつも入力しないといけないので少し面倒。</p>
<p>上記コマンドで２つのファイルが作られる。</p>
<pre><code>id_rsa(秘密鍵)
id_rsa.pub(公開鍵)
</code></pre>
<h3>先ほどサーバを作っていたときに作成したユーザ(username)に直接アクセスできるようにする</h3>
<p>外からこのサーバ(200.34.44.33)のこのユーザ(username)に公開鍵と秘密鍵を使って認証を行いアクセスするための設定を行う。</p>
<pre><code>ssh username@200.34.44.33
</code></pre>
<p>現状、アクセス権限がないというエラーが出るので、公開鍵を登録して上記コマンドが通るようにする。</p>
<p>サーバに接続し、ユーザ切り替える。</p>
<pre><code>ssh -i ~/.ssh/something.pem root@200.34.44.33
su - username
</code></pre>
<p>サーバ内でも公開鍵を作成していく。<br>
.sshディレクトリを作り、ubuntuサーバのユーザにも公開鍵を作る。</p>
<pre><code>ssh-keygen
cd .ssh/
ls         // id_rsa、id_rsa.pub
vi authorized_keys     // ローカルに登録したid_rsa.pub（公開鍵）の内容を添付
ll

// -rw-rw-r--@  1 username  username  1704  3 12 15:37 authorized_keys

</code></pre>
<p>上記のauthorized_keysの権限が664になっているので600に変更する。</p>
<pre><code>chmod 600 authorized_keys
exit
</code></pre>
<p>root@ubuntuでauthorized_keysを確認。</p>
<pre><code>cd .ssh/
ls          // authorized_keys
</code></pre>
<p>これがalibaba cloudで作成した秘密鍵に対応する公開鍵（サーバ作成時に作られていた公開鍵）。<br>
つまり。 下記コマンドでアクセスしたときに対応していた公開鍵。</p>
<pre><code>ssh -i ~/.ssh/something.pem root@200.34.44.33
</code></pre>
<p>先ほどまで、上記コマンドでsomething.pemを使ってrootユーザにアクセスしていたが、直接サーバの実行ユーザ（username）にアクセスするための設定を先ほど行ったので下記コマンドで実行ユーザにアクセスできるようになった。</p>
<pre><code>ssh username@200.34.44.33
</code></pre>
<h2>IPアドレスをブラウザに打ち込んでアクセスできるようにする</h2>
<p>サーバに接続し、Apacheのインストールを行う。</p>
<pre><code>ssh username@200.34.44.33
sudo apt install apache2
</code></pre>
<p>yesでcontinue<br>
エラーが出る場合は下記コマンドを行いもう一度インストールを実行する。</p>
<pre><code>sudo apt update
</code></pre>
<p>インストールできたか確認する。</p>
<pre><code>service apache2 status
</code></pre>
<p>Active: active(running)となっていたらOK<br>
ブラウザにIPアドレス（200.34.44.33）でアクセスしてみる。<br>
「このページは動作していません。」というエラーが出る場合は、alibaba cloudのインスタンスで「インスタンスの詳細」の中のセキュリティグループの下にあるリンクを開く。<br>
ここで、どのポートからならアクセスできるというような設定を行うことができる。<br>
「ルール」の追加から「ポート範囲」にHTTP(80)、「権限付与オブジェクト」に0.0.0.0/0（全て許可）を設定し、保存ボタンを押す。</p>
<p>apacheを起動する。</p>
<pre><code>service apache2 start
</code></pre>
<p>再度ブラウザにアクセスするとapacheのデフォルト画面が表示される。<br>
ブラウザからサーバにアクセスしてブラウザで表示を確認できるのはサーバがあるからではなく、サーバでapacheが立っているため。<br>
サーバに80番ポートにアクセスしてきたときに、/var/www/html/index.htmlを表示するというような処理が書かれているファイルがあり、それによってブラウザ表示がなされる。</p>
<h3>/var/www/html/配下でfoo.htmlを作成し、ブラウザ表示を変えてみる</h3>
<p>/var/www/html/配下でfoo.htmlを作成し、200.34.44.33/foo.htmlでアクセスすると画面表示がfoo.htmlの中身になるはずなので、実際に試してみる。</p>
<pre><code>cd /var/www/html
vi foo.html
</code></pre>
<p>書き込みができない場合、htmlディレクトリのパーミッションを確認するために</p>
<pre><code>:q!
</code></pre>
<p>で抜けて<br>
/www/に移動する。</p>
<pre><code>cd ..
ll
//  drwxr-xr-x 2 root root 4342 Mar 23 22:33 html/
</code></pre>
<p>rootユーザはrwx全て権限がある。<br>
現状、ターミナルでusername@ubuntuとあることから、usernameが現在使用しているユーザ。<br>
rx権限はあるけどwの書き込み権限がない。<br>
sudoを使うとrootユーザで実行するという意味。つまりrwx全ての権限があるユーザとして実行している。</p>
<pre><code>cd ../
sudo vi foo.html
</code></pre>
<p>書き込みをしてブラウザ表示を確認する。</p>
<h2>apache2の設定</h2>
<pre><code>cd /etc/apaceh2
</code></pre>
<p>・apache2.conf<br>
→ apache2のメインの設定ファイル<br>
・sites-available<br>
→ apache2で利用可能な設定を格納しておくディレクトリ<br>
・sites-enabled<br>
→ apache2.confに追加で読み込まれる設定を格納するディレクトリ</p>
<pre><code>view sites-enabled/000-default.conf
</code></pre>
<p>上記ファイルのDocumentRootに、/var/www/html とあり、デフォルト画面のページがどこにあるか確認できる。<br>
このDocumentRootを変更するとデフォルトで別のページを表示したりできる。</p>
<h3>ログの確認</h3>
<pre><code>cd /var/log
ls
</code></pre>
<p>apache2があることを確認する。<br>
このままではapache2には入れないため権限を変更する。</p>
<pre><code>sudo chmod 777 apache2/
ls

// access.log、error.log ...

ll
-rw-r----- 1 root adm 4342 Mar 23 22:33 access.log
...
</code></pre>
<p>権限を変更し、中身を確認する。</p>
<pre><code>sudo chmod 644 access.log
tail access.log
100.133.45.65 - - [23/Mar/2022:22:33:01:33] &quot;GET / HTTP/1.1&quot; 200 3345 &quot;-&quot; ...
</code></pre>
<p>アクセスのたびに新しくログを確認したい場合は下記コマンドを実行する。</p>
<pre><code>tail -f access.log
</code></pre>
<p>どれくらいアクセスされているか確認する際は下記コマンド</p>
<pre><code>grep foo access.log
</code></pre>
<p>パーミッションなど、エラーの確認の際は下記コマンドを行う。</p>
<pre><code>sudo cat error.log
</code></pre>
<h2>Virtual Host</h2>
<p>一台のホスト（サーバ）を複数のサーバに見せる機能。<br>
000-default.confに処理内容を記述する.</p>
<pre><code>&lt;VirtualHost *:80&gt;
        ServerAdmin webmaster@localhost
        DocumentRoot /var/www/html
        ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/error.log
        CustomLog ${APACHE_LOG_DIR}/access.log combined
&lt;/VirtualHost&gt;
</code></pre>
<p>&lt;VirtualHost *:80&gt;の「~:○○」で、コロンの前はアクセスされたサーバのIPアドレスなどが記述される。*は全てのIPアドレスを示している。コロンの後の80はアクセスされたポートを示している。80万ポートはhttp通信。</p>
<p>上記は「このサーバのHTTP(80番ポート)にアクセスしてくる全て(*)のリクエストを/var/www/html(DocumentRoot)で応答する。」という意味。</p>
<h3>Virtual Host設定の流れ</h3>
<p>ディレクトリの移動を行う。</p>
<pre><code>cd /etc/apache2/sites-enabled/
ls
// 000-default.conf
</code></pre>
<p>000-sample.confを設定してみる。</p>
<pre><code>sudo vi 000-sample.conf

&lt;VirtualHost *:80&gt;
	ServerAdmin webmaster@localhost
	ServerName sample.example.com       
	ServerAlias www.sample.example.com
	DocumentRoot /var/www/sample
	ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/error.log
	CustomLog ${APACHE_LOG_DIR}/access.log combined
&lt;/VirtualHost&gt;
</code></pre>
<p>ServerName:  記述された名前でアクセスが来た場合、この設定を採用する<br>
ServerAlias: ServerNameの別名を付けることでどちらの名前でも同じ設定を流用することができる</p>
<p>今回は、「このサーバのHTTP(80番ポート）にアクセスしてくる全て（*）のリクエストに関して、sample.example.com | www.sample.example.com でアクセスしてきたリクエストを/var/www/sample(DocumentRoot)で応答する。」という意味。</p>
<p>DocumentRootのディレクトリがまだないため、/var/www/sampleを作成。</p>
<pre><code>cd /var/www
ls
// html
sudo mkdir sample
cd sample/
vi index.html     (内容は適当に「sample」と打つ。)
</code></pre>
<p>まだ今の段階だと、ブラウザで「www.sample.example.com」にアクセスしても、ドメインがないため「このサイトにアクセスできません。」と出るので、新しいターミナルを開いて/etc/hostsにIPアドレスとドメインの登録を行う。</p>
<pre><code>sudo vi /etc/hosts
</code></pre>
<p>++200.34.44.33++　www.sample.example.com<br>
↑先ほど、ブラウザでアクセスしていたIPアドレス<br>
www.sample.example.comにアクセスすると200.34.44.33に移るという処理。</p>
<p>サーバに接続しているターミナルでapacheを再起動</p>
<pre><code>service apache2 restart
</code></pre>
<p>ブラウザで「www.sample.example.com」にアクセスするとvar/www/sample/index.htmlの内容が表示される。</p>
<h3>まとめ</h3>
<p>Virtual Hostでは、実態は同じIPアドレスだけど、アクセス方法を変えることで処理内容を変更することができるので、１台のサーバで複数のドメインを使うことができる。</p>
<p>・IPアドレスでアクセスすると、000-default.confにマッチ<br>
http://200.34.44.33　→ sample.example.com | www.sample.example.com → /var/www/html<br>
・ServerNameかServerAliasでアクセスすると、000-sample.conf<br>
http://sample.example.com | http://www.sample.example.com<br>
→ ++sample.example.com++ | ++www.sample.example.com++ → /var/www/sample</p>
<h3>SCPでサーバにファイルを送ってみる</h3>
<p>secure copyという名前で、SSHの仕組みを使いリモートのサーバにファイルを転送することができる。<br>
新しいターミナルで以下コマンドを打つ。</p>
<pre><code>scp popular-names.txt username@++www.sample.example.com++:var/www/sample/
</code></pre>
<p>先ほど/etc/hostsに名前解決の処理を書いたのでIPアドレスではなくドメインを書くこともできる。<br>
パーミッションエラーが出るが、サーバ内のsampleディレクトリに書き込みをする権限がルートユーザにしかないため。<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓<br>
/var/www/++sample++/popular-names.txt</p>
<p>グループに書き込み権限を与えて、グループに所属している人だけが書き込めるようにしたい。<br>
サーバに接続の処理が書いてあるターミナルで下記コマンドを打つ。</p>
<pre><code>sudo ++chown++ -R root:www-data /var/www/sample
</code></pre>
<p>chownコマンド：　ファイルやディレクトリの所有者やグループを変更するコマンド。</p>
<pre><code>drwxr-xr-x 2 root root 4342 Mar 23 22:33 sample/
                             ↓
drwxr-xr-x 2 root www-data 4342 Mar 23 22:33 sample/
</code></pre>
<p>グループに所属するユーザまでrwx権限を付与し、その後自分のユーザ(username)をグループ（www-data）に追加する。</p>
<pre><code>chmod 775 sample
sudo gpasswd -a username www-data
</code></pre>
<p>反映させるためにサーバを切って再接続する。</p>
<pre><code>exit
ssh username@200.34.44.33
</code></pre>
<p>これで/var/www/sample以下にファイルを書き込めるようになる。<br>
ローカルのターミナルで下記コマンドを行うことで、ローカルのファイルをサーバに上げることができる。</p>
<pre><code>scp popular-names.txt username@++www.sample.example.com++:var/www/sample/

</code></pre>


サーバ構築勉強会のアウトプット

<h2>概要</h2>
<p>先日、既存プロジェクトをもとに、次のバージョンのプロジェクトを作成するタスクを任されたので、既存のものを新しいリポジトリにコピーして作業を進めていこうと思っています。その際に調べて試してみた手順を備忘録として残しておきます。</p>
<h2>手順</h2>
<h3>既存のリポジトリをクローン</h3>
<pre><code>git clone リポジトリのurl
</code></pre>
<h3>リモートリポジトリのurlを新しいリポジトリのものに変更</h3>
<pre><code>git remote set-url origin 新しいリポジトリのurl
</code></pre>
<h3>新しいリモートリポジトリにプッシュ</h3>
<pre><code>git push origin 新しいリポジトリのurl
</code></pre>
<p>ここで、新しいリポジトリには既存プロジェクトのコミット履歴がすべて反映されてしまっているので、過去のコミットをリセットして1から始めていきます。</p>
<h3>初回のコミットを削除</h3>
<pre><code>git update-ref -d HEAD
</code></pre>
<h3>リモートリポジトリの内容を強制的に上書き</h3>
<pre><code>git push -f
</code></pre>
<p>ここで↓のエラーが出ます。</p>
<pre><code>error: src refspec main does not main any
error: failed to push some refs to ‘https://github.com/.../.git’
</code></pre>
<h3>対処法</h3>
<pre><code>git add .
git commit -m “something”
git push -f
</code></pre>
<p>いつもの要領でコミットまで行い、最後にfオプションでプッシュしておく。<br>
fオプションがないとエラーが出ます。</p>
<p>これで新しいリモートリポジトリに、コミット履歴のない既存プロジェクトのコピーを管理できるようになりました。</p>
<h2>参考</h2>
<p><a href="https://kitigai.hatenablog.com/entry/2019/08/06/003834">https://kitigai.hatenablog.com/entry/2019/08/06/003834</a><br>
<a href="https://qiita.com/chimayu/items/3c21ddc597be4aa9de86">https://qiita.com/chimayu/items/3c21ddc597be4aa9de86</a><br>
<a href="https://qiita.com/tokio_k_/items/a95229217ec7ea9186c5">https://qiita.com/tokio_k_/items/a95229217ec7ea9186c5</a></p>
